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米中貿易戦争

おちょこです。

親父とはなしてて思ったこととか知らなかったことを整理してみました。それの共有ではないですけど残しておこうかなとおもって。興味あればどぞ。

 

【ハードを創る人たち】

現場ではとりあえずこれやってみるかを繰り返して結果が出るのを待つ。結果次第で工程が終了するのか別の方法を用いてもう一度試行錯誤するのかが変わってくる。そのため上に立つものはスケジュールをたてることができない。下の者はそのような考えを巡らせていない場合が多い。そのためなぜその結果になるのかを理由をもって判断し対処法を見出すことができる人材が必要である。具体的にはデータを解析し扱うことができる能力をもつデータサイエンティストが必要とされる。

 

【米中間の貿易摩擦

中国のテクノロジーは国が後ろにいるのでとても積極的に研究が行われ5G規格への参入にとても有力である。そこで米中貿易摩擦が起こる。米中間の貿易戦争は決して関税における「制裁金の大小」ではなくハイテク分野における「米中の覇権争い」が本質である。

知的財産権の侵害としてファーウェイなどの中国政府お抱えの企業との取引をすべて撤廃すると米国が宣言しそれを米国の加盟国も従うように号令がかかった。例にももれず日本もそれに従った。そのため日本の取引機会損失額は大きい。関西の会社と多くの取引を行っていたためである。

またアメリカのNASAなどの最先端企業へハックをかけたと容疑がかかりファーウェイの副会長のCFOが身柄拘束された。これはアメリカの政治的交渉の材料になる。それに対し中国は否認し即釈放を主張する。これから先IT企業の重役の拉致は考えられる状態である。

 

 

【職種の違い】

商社:外に赴いてなにか売り物になるものを探す旅。海外赴任が主。世界情勢の影響を受ける。気合いと根性で乗り切らなければならない場面があり体育会系が多いのも納得か。国際情勢の知識が必要。政治的な思惑に利用されることもある。

エンジニア:依頼を受けて成果物を商品として売る。若いうちには自分の技能を向上させることが最優先事項。結局団体で協同プロジェクトを行う。これは人同士の活動である。そのため最終的には個人が最も生かされる場所に配属される必要があり年をとると有能であればプロマネをいつかはすることになるので目指す場所ではない。

 

【日々の生活】

様々な考え方をもっている人と関わる経験を持っていることや自分の専門とする分野以外の知識を多く保有していると年をとったころにあとあと効いてくる。普段の考え方で思考が固まってしまい、予期せぬ場面の対処に対応することが困難になってしまう。そのため何かの団体で代表をするなどは決して無駄であることはない。いちいち心労になってしまうようでは競争に勝っていけないし体がもたない。